Thymeleafで3桁区切りでカンマを入れる方法
Thymeleafで数値に3桁区切りでカンマを入れる方法は、th:text属性と#numbers.formatNumber()メソッドを使用します。
これでカンマ区切りのフォーマットを簡単に行うことができます。
以下は具体的な例です。
例
<span th:text="${#numbers.formatNumber(123456789, 3, 'COMMA', '.', 2)}"></span>
上記のコードでは、123456789という数値が3桁区切りでカンマが入り、123,456,789.00のようにフォーマットされます。
- 3は3桁区切りを指定
- 'COMMA'はカンマ区切りを指定
- '.'は小数点の表示
- 2は小数点以下の桁数を指定
変数を使った例
もし、数値が変数(numVariableとする)として渡されている場合は、以下のように書きます。
<span th:text="${#numbers.formatNumber(numVariable, 3, 'COMMA', '.', 2)}"></span>
この場合、numVariableには任意の数値が渡され、3桁ごとにカンマが入ったフォーマットが適用されます。
注意点
- #numbers.formatNumber()は、ThymeleafのNumbersオブジェクトを使って数値をフォーマットするため、テンプレートエンジンが処理する際に、HTMLにフォーマット済みの値を出力します。
- numVariableがnullの場合にはエラーが発生するため、nullチェックを事前に行うことを推奨します。
例えば、${numVariable != null ? #numbers.formatNumber(numVariable, 3, 'COMMA', '.', 2) : 'N/A'}のように書くと、nullの場合は'N/A'を表示できます。
この方法で、簡単にカンマ区切りを表示できます。