Thymeleafのif文で複数条件ある場合の書き方
Thymeleafでif文に複数の条件を指定する場合、&&(論理AND)や||(論理OR)といった論理演算子を使って条件を結合します。
基本的な th:if 属性の使用に加えて、複数条件を組み合わせることで、複雑な判定を行うことができます。
例:論理AND (&&)
複数の条件がすべて真である場合に処理を行いたいときは、&&を使用します。
<p th:if="${条件} && ${条件2}">両方の条件がtrueです。</p>
この場合、条件1と条件2の両方がtrueであれば、このp要素がレンダリングされます。
例:論理OR (||)
いずれかの条件が真である場合に処理を行いたいときは、||を使用します。
<p th:if="${条件1} || ${条件2}">どちらかの条件がtrueです。</p>
ここでは、条件1または条件2のいずれかがtrueであれば、p要素が表示されます。
例:複合条件
論理ANDと論理ORを組み合わせることも可能です。条件が複雑な場合は、括弧を使って条件をグループ化します。
<p th:if="(${条件1} && ${条件2}) || ${条件3}"> 条件1と条件2が両方true、またはcondition3がtrueです。 </p>
この例では、条件1と条件2の両方がtrueであるか、条件3がtrueであれば、p要素が表示されます。
条件を否定する場合
条件を否定したい場合は、!を使ってtrue/falseの値を反転させることができます。
<p th:if="!${条件1}">条件1がfalseです。</p>
Thymeleafの`th:if`文は、これらの論理演算子を使うことで、複雑な条件を柔軟に設定できるため、ビューの表示制御に役立ちます。