Pythonのappendでリストに新しい要素を追加
appendメソッドは、Pythonのリストに新しい要素を追加するために使用されます。
このメソッドはリストオブジェクトのメソッドであり、新しい要素をリストの末尾に追加します。
基本的な使用方法
my_list = [1, 2, 3] my_list.append(4) print(my_list)
このコードでは、リストmy_listに4を追加しています。
appendメソッドを呼び出すことで、リストの末尾に新しい要素が追加され、結果として[1, 2, 3, 4]が出力されます。
特徴
- 単一の要素のみ追加:
appendメソッドは、一度に1つの要素のみを追加します。
- リストそのものを変更:
appendメソッドはリストを直接変更するため、元のリストが更新されます。
- 戻り値なし:
appendメソッドはリストを変更するだけで、戻り値はNoneです。
使用例
数値の追加
numbers = [10, 20, 30] numbers.append(40) print(numbers) # 出力: [10, 20, 30, 40]
文字列の追加
fruits = ['apple', 'banana'] fruits.append('cherry') print(fruits) # 出力: ['apple', 'banana', 'cherry']
リストにリストを追加
appendメソッドを使って、リストに別のリストを追加することもできますが、その場合は新しいリストが単一の要素として追加されます。
list1 = [1, 2, 3] list2 = [4, 5] list1.append(list2) print(list1) # 出力: [1, 2, 3, [4, 5]]
この場合、list2はlist1の中の単一の要素として追加されています。
まとめ
appendメソッドは、リストの末尾に新しい要素を追加するための便利なメソッドです。
追加される要素は単一の要素であり、元のリストを直接変更することが特徴です。
リストのサイズを動的に変更したい場合や、新しいデータを逐次追加したい場合に役立ちます。