Rubyで多次元配列を扱う方法

Rubyで多次元配列を扱う方法

Rubyで多次元配列を扱うには、配列の中にさらに配列を入れることで表現できます。
以下は基本的な操作方法の例です。

多次元配列の作成

# 2x3の多次元配列
array = [
  [1, 2, 3],
  [4, 5, 6]
]

要素のアクセス

配列のインデックスを使用して要素にアクセスします。
多次元配列の場合、各次元に対してインデックスを指定します。

puts array[0][1] # 出力: 2
puts array[1][2] # 出力: 6

要素の更新

特定の要素に新しい値を代入することができます。

array[0][1] = 10
puts array[0][1] # 出力: 10

多次元配列のイテレーション

多次元配列をループで繰り返し処理するには、eachメソッドを使います。

array.each do |sub_array|
  sub_array.each do |element|
    puts element
  end
end

このコードは多次元配列の全ての要素を順番に出力します。

その他の操作

多次元配列に対する他の操作も、通常の配列操作と同じように行えます。
例えば、mapやselectなどのメソッドも使用できます。

# 各要素に1を加算する
new_array = array.map do |sub_array|
  sub_array.map { |element| element + 1 }
end

puts new_array.inspect

これにより、多次元配列の各要素に対して操作を行うことができます。