HTMLのインライン要素の一覧
HTMLのインライン要素は、主に文中でのコンテンツのフォーマットや装飾を行うために使用されます。
インライン要素は、他の要素と同じ行に並ぶため、ブロック要素とは異なり、改行を引き起こしません。
以下は、一般的なインライン要素の一覧です:
1. a
- リンクを作成します。
ユーザーがクリックすると、別のページやサイトに移動します。
- 例:aリンクテキストa
2. b
- テキストを太字にします。
意味的には強調を示さないため、スタイルを指定するだけです。
- 例:b太字のテキストb
3. i
- テキストを斜体にします。
強調の意味合いは含まれません。
- 例:i斜体のテキストi
4. em
- 強調を示すために、通常は斜体で表示されます。
意味的な強調を示します。
- 例:em強調されたテキストem
5. strong
- テキストの強調を示し、通常は太字で表示されます。
意味的には重要な内容を示します。
- 例:重要なテキスト
6. span
- 特定のスタイルやスクリプトを適用するための汎用的なインラインコンテナです。
特に意味を持ちませんが、クラスやIDでスタイルを適用するのに便利です。
- 例:spanハイライトされたテキストspan
7. img
- 画像を埋め込むために使用します。
src属性で画像のパスを指定します。
- 例:img
8. br
- テキスト内での改行を挿入します。
通常、詩や住所のようなフォーマットに使用されます。
- 例:p一行目br二行目p
9. code
- コンピュータコードを示すために使用されます。
通常は等幅フォントで表示されます。
- 例:codeconsole.log('Hello, world!');code
10. s
- 取り消し線を表示するために使用します。
テキストが誤りであることを示すために用います。
- 例:s取り消し線のあるテキストs
11. u
- 下線を引くために使用します。
意味的な強調の意味合いはありませんが、視覚的に目立たせるために使われます。
- 例:u下線のあるテキストu
12. mark
- 強調表示やハイライトを行うために使用します。
通常は背景色が変更されます。
- 例:markハイライトされたテキストmark
これらのインライン要素は、HTML文書内でのスタイリングやフォーマッティングに役立ちますが、意味を持たないものも多いため、スタイルやアクセシビリティを考慮して適切に使用することが重要です。