Reactでブラウザバックを禁止にする方法
ブラウザバックを禁止するためには、ReactのuseEffectフックとpopStateを使用する方法があります。
注意点として、popStateはブラウザによってはもう動かない場合があります。
なので、特定の端末やブラウザで動作する実装と思ってください。
以下は、Reactでブラウザバックを防ぐための実装例です。
import React, { useEffect } from 'react'; import { useHistory } from 'react-router-dom'; const PreventBackNavigation: React.FC = () => { const history = useHistory(); useEffect(() => { // ブラウザバックを防ぐためのイベントリスナーを追加 const handlePopState = (event: PopStateEvent) => { event.preventDefault(); // 元のURLに戻す history.push(history.location.pathname); }; // イベントリスナーを登録 window.addEventListener('popstate', handlePopState); // クリーンアップ関数 return () => { window.removeEventListener('popstate', handlePopState); }; }, [history]); return <div>このページではブラウザバックが無効化されています。</div>; }; export default PreventBackNavigation;
説明
- useHistoryフックを使用して、現在のヒストリーオブジェクトにアクセスします。
- useEffectフック内でpopstateイベントリスナーを追加し、ブラウザバックの際に現在のURLを再度プッシュすることでブラウザバックを防ぎます。
- クリーンアップ関数でイベントリスナーを解除します。
依存ライブラリ
- react-router-domが必要です。
もしreact-router-domがまだインストールされていない場合、以下のコマンドでインストールできます。
npm install react-router-dom
または
yarn add react-router-dom