firewall-cmdで設定した値がOS再起動時も自動的に反映されるようにする

firewall-cmdの設定を自動反映

CentOS 7でfirewall-cmdを使用して設定したファイアウォールのルールがOS再起動時にも自動的に反映されるようにするには、以下の手順を実行します。

1. Permanentオプション

まず、firewall-cmdコマンドでルールを追加するときに--permanentオプションを使用します。
このオプションを付けることで、設定が恒久的に保存されます。

sudo firewall-cmd --permanent --add-port=80/tcp

上記の例では、TCPポート80を開放する設定を恒久的に保存しています。

2. Reload Firewall

恒久的な設定を適用するためには、ファイアウォールをリロードする必要があります。

sudo firewall-cmd --reload

これにより、新しい設定が適用されます。

3. Firewall Service Enable

さらに、ファイアウォールサービスがOS起動時に自動的に開始するように設定します。

sudo systemctl enable firewalld

まとめ

1. 必要なルールを--permanentオプション付きで追加する。
2. firewall-cmd --reloadコマンドを実行して設定を適用する。
3. systemctl enable firewalldコマンドでファイアウォールサービスを有効化する。

この手順に従うことで、CentOS 7が再起動してもファイアウォールの設定が維持されます。