シェルのelse ifの書き方
シェルスクリプトにおける else if は、elif キーワードを使用して記述します。
以下は、if、elif、および else の基本的な構文とその使用例です。
基本的な構文
if 条件式1; then # 条件式1が真の場合の処理 elif 条件式2; then # 条件式1が偽で条件式2が真の場合の処理 else # 上記の条件式が全て偽の場合の処理 fi
使用例
以下の例では、ユーザーに入力を促し、その入力に基づいて異なるメッセージを表示します。
#!/bin/bash echo "数字を入力してください:" read number if [ "$number" -gt 0 ]; then echo "入力した数字は正の数です。" elif [ "$number" -lt 0 ]; then echo "入力した数字は負の数です。" else echo "入力した数字はゼロです。" fi
詳細な説明
1. if 条件式:
- 条件式が真の場合に実行される処理を指定します。
[ と ] の間に条件式を書くのが一般的です。
2. elif 条件式:
- if 条件式が偽で、elif 条件式が真の場合に実行される処理を指定します。
複数の elif を使用することで、複数の条件を順に評価できます。
3. else:
- 上記の全ての条件式が偽の場合に実行される処理を指定します。
else は省略可能ですが、条件式が全て偽だった場合に何らかの処理を行いたい場合は使用します。
4. fi:
- if 文の終了を示すキーワードです。
これにより、複数の条件に応じた処理を柔軟に実装できます。