シェルでソースコードのレコード数を計測する方法

シェルでソースコードのレコード数を計測する方法

シェルでソースコードのレコード数を計測するには、以下の方法があります。
ここでは、wc コマンドを使用する方法を説明します。
このコマンドは、ファイルの行数、単語数、バイト数をカウントするために使用されます。

方法1: wc -l コマンドを使用する

wc -l コマンドを使用すると、ファイル内の行数をカウントできます。
ソースコードファイルの行数を確認するには、以下のコマンドを実行します。

wc -l ファイル名

例えば、example.c というソースコードファイルがあるとします。
このファイルの行数をカウントするには、次のように入力します。

wc -l example.c

このコマンドは、ファイル内の行数とファイル名を表示します。

方法2: 複数ファイルの行数をカウントする

複数のソースコードファイルの行数を一度にカウントする場合は、次のようにファイル名をスペースで区切って指定できます。

wc -l file1.c file2.c file3.c

これにより、それぞれのファイルの行数と、全ファイルの合計行数が表示されます。

方法3: ディレクトリ内の全ファイルの行数をカウントする

特定のディレクトリ内の全てのソースコードファイルの行数をカウントするには、find コマンドと xargs コマンドを組み合わせる方法が便利です。

例えば、.c 拡張子のファイルを全てカウントする場合は、次のようにします。

find ディレクトリ名 -name '*.c' | xargs wc -l

これにより、指定したディレクトリ内の全ての .c ファイルの行数が表示されます。

方法4: 特定のファイルタイプのみをカウントする

find コマンドを使用して特定のファイルタイプをカウントする際に、-exec オプションを使うこともできます。
以下は、.c 拡張子のファイルの行数をカウントする例です。

find ディレクトリ名 -name '*.c' -exec wc -l {} +

このコマンドは、指定したディレクトリ内の全ての .c ファイルの行数をカウントし、結果を表示します。

これらの方法を使用することで、シェル環境でソースコードのレコード数を簡単に計測することができます。
必要に応じて、他のオプションやコマンドを組み合わせて、より詳細なカウントやフィルタリングを行うことも可能です。