Thymeleafでsessionの値を取得
Thymeleafでは、Spring MVCと組み合わせて使用する場合、セッションの値を取得するには、Thymeleafの標準変数であるsessionを利用します。
以下は、セッションの値を取得する基本的な方法です。
セッションの値を取得する例
コントローラーの設定
まず、セッションに値を設定するためのコントローラーを作成します。
@Controller public class MyController { @GetMapping("/setSession") public String setSession(HttpSession session) { session.setAttribute("myValue", "Hello, Thymeleaf!"); return "showSession"; } @GetMapping("/showSession") public String showSession(Model model) { return "showSession"; } }
Thymeleafテンプレート(showSession.html)
次に、セッションから値を取得して表示するThymeleafテンプレートを作成します。
<!DOCTYPE html> <html xmlns:th="http://www.thymeleaf.org"> <head> <title>セッション値の表示</title> </head> <body> <h1>セッションからの値:</h1> <p th:text="${session.myValue}"></p> </body> </html>
このテンプレートでは、th:text属性を使ってセッションから取得した値を表示しています。
session.myValueでセッションに保存された値を参照できます。
注意点
- セッションの属性は通常、HttpSessionオブジェクトに保存されます。
Thymeleafでは、sessionオブジェクトを通じて直接アクセスできます。
- セッションのキーや値は適切に管理し、セキュリティに注意してください。